とある大学の理系研究室に所属する大学院生が、「うちの研究室、ここがおかしくね?」と思ったことをつらつらと書いていきます
こんにちは、大学院生の工藤です。
私は現在、大学院博士課程の2年で、大学の生命科学系の研究室に所属しています。
(博士課程は基本的に3年で卒業)
うちの研究室では、
大学院生の学会費用は出ません。
つまり、院生は学会に行くためには、
参加費、旅費、宿泊費を自腹で負担しなければいけません。
国内の学会ならまだマシですが、海外の学会となると飛行機代がハンパないです。
アジアであれば10万超え、ヨーロッパアメリカとなると20~30万超えなど、
学費を払い、バイト生活の大学院生にとって、
これはかなり痛いです。
ただ、院生の学会費用が出ないというのは、珍しくはないようです。
院生の学会費用を出してくれる素敵な研究室もあれば、一部だけ出してくれるところ、私の所みたいに完全に自己負担を求める研究室など
大学や研究室の経済状況、教授の方針などによって、様々なようです。
うちの研究室については、
教授が「うちの分野は貧乏だから」が口癖で、
常日頃から教室の貧乏アピールをしているような状況。
私たち大学院生も、「そんなに研究室にお金がないなら仕方ない…」と学会費の自己負担を受け入れている状況です。
ただ1つのモヤモヤポイントは、
教員は発表が無くても学会費用が出る
ということ
つまり、ある海外の学会に
教授、教員(助教、講師)、大学院生の複数人で参加した時、
発表がある大学院生は自腹で学会に行くのに対し、
教員は、発表が無く、見に行くだけでも、旅費、宿泊費、学会参加費が研究室から出る、ということ。(もちろんちゃんと発表している教員もいます。発表しないのは、まともに研究していない、いわゆるお荷物教員)
学会発表をして研究室の実績に貢献している者に自己負担を求め、
日頃からまともな研究が出来ていないから学会発表するネタが無く、学会を「見に行くだけ」で、特に何も貢献していない者に金が出る。
これは、ちょっと
おかしくないですか?
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